安踏は傘下のフィットネス設備ブランドprecorを5億ドルで販売することを考慮している。

北京時間11月26日、ブルームバーグ通信によると、潜在的なバイヤーのオファー後、安踏スポーツはフィットネス設備ブランドPrecorを販売することを検討しており、価格は5億ドル前後になる可能性があるという。

Precorは1980年に設立され、主な業務は室内自転車、ランニングマシンなどのフィットネス器材の設計と製造を含む。Precorはもともとフィンランドのスポーツブランド管理会社Amer Sports傘下のブランドだったが、安踏がAmer Sportsを46億ユーロで買収し、Precorが買収された。

注目すべきは、安踏スポーツが11月12日に公告を発表し、Amer Sportsの間接権益の5.25%を11.98億香港ドル(約1.39億ユーロ)で売却したと発表したことだ。当時の買収価格で計算すると、この株式の価値は約2億4000万ユーロだった。このため、この株式の価格は安踏のこれまでの買収価格に比べて44.6%下落した。値下げ販売の具体的な原因については、安踏スポーツは公告で説明されず、現在も報道源がない。