パキスタン：綿糸輸出調整税15%撤廃

パキスタンによると商業記録紙』7月27日付報道によると、パキスタンのアブドゥル・ハフィッツ財務相（AbdulHafiz Sheikh）はこのほど、巴内閣紡績委員会の第5回会議を主宰し、新綿花の入荷、綿糸の生産、輸出動向及び高付加価値紡績部門の綿糸供給などの状況を総合的に評価した後、15%の綿糸輸出調整税を廃止し、高付加価値紡績部門と紡績業の間の紛争を鎮めるための自由市場メカニズムを実施することを決定した。

記事によると、高付加価値紡績部門の再三の要求を受けて、巴政府は今年5月26日から綿糸の輸出に15%の調整税を徴収し、有効期限は2ヶ月で、高付加価値紡績部門の生産に必要な綿糸供給するが、これは国内の紡績業の強い反対を引き起こした。後者は、紡績業にさらなる悪影響を与えないように、政府にこの税種の撤廃を断固として要求した。

補足：

パキスタンの綿花の豊作への希望が高まっているため、政府は綿糸の輸出調整税15%を撤廃した。

アブドゥルハフェズシェフ連邦財務相（Dr Abdul Hafeez Shaikh）が主宰する第5次紡績内閣委員会がこのように決定した。

委員会は付加価値紡績工業の現在の綿花の入荷と生産情勢、輸出傾向及び紡績品源の状況を評価した。

情勢を評価した後、彼らは糸輸出調整税を2010年7月26日に期限切れにすることを決めた。この日は委員会が以前に下した決定と同じだ。しかし、会議の前に農務省当局者の強い要請で糸輸出調整税が取り消されたという情報がある。

同省の関係者によると、今年の綿花の豊作が予想されるため、綿糸の輸出について調整税を徴収し続ける必要はないという。